こんにちは~
カラダと心を緩めるセラピスト
UNLEARNのHPにお越しいただきありがとうございます。
今日は私の同化していたエピソード話をひとつ書きます。
先週から私の好きなボディーワーク・
フェルデンクライスが再開され、
終了後メンバー3人でランチをした時の話です。
2か月振りのフェルデンクライスでその良さを、
ものすごく実感できました。
とってもゆっくりで、無理しない。
それなのに(それだから)溶きほどかれ動きがよくなる不思議。
フェルデンクライスを通じても、自分に備わっているチカラに気づかされます。
そんな話をしつつ私、つい他の運動にちょっと批判的な意見を言ったんです。
そしたら他の2人は、他の運動も好きだしするよと。
言われてみれば私もしたりしなかったりしているなと。
どこかで、自分のやっていることが一番なんだと思い込んで話していました。
個人的なレベルや興味、合う合わないがあるしその人にとってどうかなのに。
いかん、いかん。
すっかり自分の考えに同化していました。
正直、それに気が付いたら恥ずかしくなりました。
どうかしていたな~
こんな風にどうでもよいことでも、ついつい自我の主張が強くなり熱くなっていることに気づかされます。
そして、それに気づいたら肩のチカラが抜けるのです。
ホントはどっちでもいいことじゃん。
また一つ、同化を外せました。
日々、こんな感じです。
この同化の話ですが、エックハルト・トールも著書『ニューアース』の中で
「同化を外す」ということが書かれてあります。
自分の思考や体感さえも自分じゃない。
それと同化しない。
それが自我の正体で、本当のわたしではない。
あなたが思い描いていることさえ、イメージ・錯覚なのです。
その錯覚に私たちは囚われているのです。
自我は決して悪者ではありませんが、
この思考に囚われてしまうと本来のナチュラルな自分が消えて
拗ねた自分がでちゃう。
私が
私が
私が
自分の考えは誰しもあるものですが、それさえ距離をおいてみます。
その考えに固執してしまうほど、同化は強く自我も強く出ているはずです。
自分の中の考えなのですが、他人の考えみたいに「(私)こんな風に思ってたんだ~」とみていくのがコツです。
その上で、自分へ思いやりをむけましょう。
先日、エルトン・ジョンの半自伝的映画『ロケット・マン』を観ました。
両親から否定され愛情をもらえなかった彼が、スター街道を走りながらも薬物・飲酒・セックス中毒・買い物依存症に苦しむ姿が描き出されていました。
今はパートナーや子どもに恵まれ子どもの送り迎えのために仕事を減らしたいそうです。
人にとって『愛』のチカラは大きいこと、
この映画を通じても伝わってきます。
同化した思考の中には、癒されていない感情が潜んでいます。
エルトン・ジョンも治療を受けた様子が描かれています。
今、何らかの苦しみを抱えている方がカウンセリング&セラピーに出会い
路頭に迷わずにいられるといいな。
私たちには自分が自分を癒す力・ともに自分を育てていくチカラがあります。
心理セッションにおいても、フェルデンクライスのように心に無理なく
セラピーしながらセルフ・コンパッションを育みたいと改めて思いました。
私も、お力になれたら嬉しいです。