こんにちは~

カラダと心を緩めるセラピスト
UNLEARNのHPにお越しいただきありがとうございます。

今日は私が何度も観てしまう、
お気に入り映画『恋はデジャ・ブ』を紹介いたします。
20代で初めて観てから、字幕・吹き替えと10回位みてます。

この作品は1993年制作のビル・マーレイ主演。
コメディあり、SFあり、哲学仏教を含んだ
魅力ある作品です。

ストーリーは天気予報士のフィル(ビル・マーレイ)が、
ある祭りの日を毎日繰り返すというシンプルなお話です。
毎日、毎日、朝目が覚めると2月2日の同じ日の朝を迎えます。

主人公のフィルは、かなり自己中な人です。
この状況から抜け出せないことを知った彼は最初は好き放題。

他者に対して誠実さもなければ、攻撃的なフィル。
彼が自分自身を否定しているセリフも出てきます。
このタイプは相手を攻撃しながら、自分を防御しています。


自分の気になる女性(リタ)に好きになってもらえるよう
あの手、この手を仕掛けていきます。

彼女の好きな詩集を読んだり、ピアノを演奏したり。
でも、そう簡単にリタの心はつかめません。

彼女に愛されることもなくそれでも繰り返される同じ毎日に、
ノイローゼになり自殺を繰り返すシーンもあります。

でも、死のうと思っても死ねない毎日。

段々とエゴ的なところが剥がれていき、

一日を、人の手助けをして過ごすようになります。
最後は周りの人から愛される人に変化していきます。

自我が剥がれて、最後は他者貢献。
それが、人の自然な姿なのかな~と拝見していました。


ここら辺も興味深いところです。


この設定の「毎日繰り返す日」って、わたしたちも同じだなと思います。


私の生活も同じ時間に起きて、職場に行くまでのルーチンはほぼ決まっていて。
職場についてからも、寝るまで同じ。
映画の設定と大差ないです。

それから私は心理セッションを受けてから、
過ごす場所も接する人たちも同じなのに
今までいた世界が変わったみたいに
生きやすくなるというフィルのような経験をしています。

内面を見つめなおすと、そういう世界が広がります。


この映画でも愛のチカラが変化をもたらすことを教えてくれます。

シンプルなストーリーに秘められた解釈を探しながら
お楽しみいただけたらと思います。