こんにちは~
今日も徒然なるままに書いてみます。
『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン著を読みました。
当たり前といえば当たり前のことが書かれていて、
でもこのようにまとめて表現されると深く納得させられます。
詳しいことは割愛しますが、おススメ良書です。
時間って過去も未来もなくて今しかないんだと耳にしたことはあるでしょうか?
わたしも、その考えが段々と腑に落ちるようになってきています。
過去も未来も「今」湧いてくる思いであって実際に過去へ行くわけでも、
未来へ移動するわけでもない。
(私が体験していないだけで実際行ける世界があるかもしれませんが)
まぁ、本当に今しかないのです。
苦しむという「苦」という漢字をみても草冠に古い
きっと「草の下」+「古い」という組み合わせから
昔のことという意味が含まれるのかもしれませんね。
その昔の出来事の中に思いや感情が残っていて苦しい。
今、苦しいと感じていても大概元ネタがあったりします。
自分が過ごしてきた情報を元に何かしら残ったエネルギーが
今もなお掻き立てることがあるのかもしれません。
でも、苦しいことが悪ではありません。
感覚としては嫌ですけどね。
その思いのエネルギーを心理セッションではみていきます。
この本の中でも、
「過去や未来に思いを馳せることなく今できることをしていく」という内容のことが書かれています。
人類共通の意識として「よりよい未来を生きるために」
あくせく何かに追い立てられるように焦りを感じながら生きてきたという感じがしました。
少なくとも私はそうです。
いまだって頭でわかっていても止めれれません。
でも、もういいんじゃないって
そんなことを指し示してもらったような気がします。
NHKを付けたとき放送されている「ターシャ・デューダ」の番組
や生き物の番組に見入ってしまう時があります。
そこは自然があって時間の流れがゆったりとしています。
きっと何か大きなことを成すことや、沢山もつことよりも
大切なことに引き込まれるのだと思います。
損をしても、無駄に過ごしても、意味がなくっても
「リトル・ミー」が喜ぶささやかな愉しみで生きてもいいのですね。
そういう価値観の変化に気づいて生きることも、力が抜けて気持ちがいいです。