いい肉の日は

みなさん、こんにちは~

本日11月29日は、うちの猫「ぐり」の誕生日です。
ぐりはブリティッシュ・ショートヘアの女の子なんです。
グレーと白のマダラの子。
昨日のことのように、売れ残っていたぐりのこと思い出せます。

猫好きの友達に「11月29日が誕生日なんだよ」と教えたら、
「いい肉の日だね」って。
なんて覚えやすい。
ぐりは私も好きなマツコ・デラックスのようにおデブちゃんなのです。
ぐり姉さんって感じなの。
飼い主がちゃんとしていないせいで。
寝てるか、食べてるか、たまにもう一匹の猫・ニコにちょっかいをだされ切れて追いかけっこするか。
その姿も闘牛みたい。ドドドドド~と。

そして、抱っこ嫌い。
抱っこすると、とてもかわいい声でウソ鳴きをします。
普段はブリショの子らしく、おっとりマイペース。
甘えたいときは、香木座りして撫でてと背中をみせてきます。
冬はお風呂の蓋の上にやってきて、お腹を出しての撫でてアピール。
夜中にお腹がすくと私のところへやってきて、私が起きるまでまとわりつきます。
ほぼ毎晩。
ブラッシングが大好き、ふみふみ職人でもあります。
気持ちいいんでしょうね。
今日はそんな、ぐりの8歳の誕生日。

わたし達夫婦に、猫のいる幸せを教えてくれた二匹。
どこへ行っても、二匹が留守番していると思うと気になります。
お腹すいてないか、退屈でケンカしてないか。寒くないかなど。

いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
ぐりに出会えて、よかったよ。

 

ニコに教えられたこと⑤

やんちゃなニコ。
猫なのにエネルギーの強さを感じます。
遊んでよ~、外に行きたい。
話せないのに、それはちゃんと人間に伝わります。
自分の要望が叶うまでまとわりついてしつこいです。

人に合わせがちな私は、ついついこのエネルギーに負けます。
自分の意思を通すニコを尊敬します。
自分軸ぶれません。

ぐりやニコとの暮らしは楽しいです。
ちょっと家族気分。
ニコはどこで生まれて、どんな経緯でここへたどり着いたのかもわからないけど
一緒に暮らしている不思議。

猫を飼うようになってから、野良ネコとか気になるようになりました。
環境次第で、幸せにもなれるし片や食べることも必死の世界。
野生で生きるのがいいのかわかりませんが、
ご縁のあった者同士、出会えてよかった。
同じ生き物として一緒に過ごす時間大切にしたいです。

そして人間の都合で、
動物を虐待したりむやみに殺したりする世界はなくなってほしい。
自分より弱いものを虐待してしまう側に、
誰かに同じことをされたのか心の歪みを感じます。
その人たちには愛が不足しているんだろうなと思います。
愛情で満たされていたら、そんな行為はしないはず。
何が自然の調和なのか個のレベルではわからないけど、
人間は自然や他の生き物の調和に役立つような存在でありたいです。

 

ニコに教えられたこと④

おしっこ問題は、ニコがおしっこしそうなものは
完全にしまうという当たり前の結論に達しました。
愛情を注いでも、ここは無理でした。
冬の寒い日も一緒に寝たいところですが、
猫たちは猫のお部屋で寝てもらうことに。
ぐりは付き合わされてかわいそうです。

ニコ観察を振り返ると、自分で気が付くまでわからないもんです。
そして猫は頭が悪いとか言って。
猫を理解していないのは私でした。
恥ずかしいです。

自分を知る、観察するのはこれと同じことが言えるのではないでしょうか。
これは人に備わっている単なる習性なのか、
自分独自の反応なのか。
気づくことでイライラが減ります。
猫同様、相手は変えられませんからね。

ニコに教えられたこと③

ニコを観察しながら、意識したことは
「かわいい、かわいい子だね」と愛情を沢山注ぐこと。
そしたら効果抜群。
なにかニコが変わってきたのです。
気持ちが安定してきたように見えました。
今、思い返すと私の発するエネルギーが変わったから、
ニコに変化がでたんですね。
知らないところにきて、ニコの不安も大きかったのでしょう

動物も愛情で、変わるんだなと教えてもらいました。

同じ空間に無防備に寝ている猫たちをみていると
心がやすらぎます。
赤ちゃんと同じ効果。
これぞ同期同調、猫セラピー。
猫の抱っこはオキシトシンが発生します。
猫を飼うと長生きすると聞きますが、本当ではないでしょうか。

 

ニコに教えられたこと②

ニコ観察をしていくうちに、彼の要望が段々と分かるようになりました。
「お腹すいたよ、遊んでよ、トイレだよ、
構ってくれないとこうするぞ」など。
気を引く作戦にたけています。

ニコは限られた環境の中で、自分の意思表示をしていることに気づかされました。
おしっこ問題でキャットシッターさんに言われたことが
「おしっこしても怒こらないで下さい。人間の反応は自分を構ってくれていると思っています。無私して淡々と洗濯して下さい」と。
えーって思いました。
だってすごく怒った。怒ったからって止めないんだけど。
恐怖から止めそうなのに。止めない。
まぁ、ケロっとしてます。
布団の上でのおしっこは気持ちがいいのだろうとネットには書いてありました。
猫には猫の習性があるんだと意識させられました。
「人間の解釈は猫には通じない」と教えられました。

でも一方で、言葉を超えたコミュニケーションもありますよね。
このセラピー能力はすごいです。

続く

ニコに教えられたこと①

今日はニコのお話です。
2番目に家に来た、キジトラのオス猫。
8月25日に来たので名前をニコ。
ぐり一人でお留守番もかわいそうだからと、お友達に迎え入れました。
家にきて5年経ちますが今だ元気なやんちゃ坊主。

里親の譲渡会で出会いました。
一匹でウロウロしていたところを保護されたそうです。
生後推定4か月、キツネみたいに痩せていて
人懐っこそうなこの子に決定。

家に来てからが、まぁ大変でした。
トイレでないところで粗相する、鳴いてばかりいる。
あれ、猫ってこんなに手がかかるの?の連続でした。

一番困ったのがトイレ。
柔らかいものの上でおしっこをしちゃうのです。
猫のおしっこの臭いは強烈です。
洗ってまで残したいものなのか判断して不要なものはゴミ箱へ。
断捨離がすすみます。
羽毛布団の上は何度も何度もされました。
羽の匂いなのか、柔らかさなのか。
寝る前の夜の洗濯は泣きです。
原因をネット検索したり、動物病院の先生に聞いたり、
キャットシッターの方に生活環境に問題があるのか
自宅をみてもらいました。

ぐりは何て手のかからない子だったのか。

それからです、ニコをよく観察するようになったのは。
自己観察ならぬ、ニコ観察です。
どんな時に鳴くのか、おしっこの時のしぐさとか。
犬と違って教育も出来ない猫。
こちらが変わるしか方法はなさそうでした。

続く

猫たちのこと

本日、台風が接近していて仙台はあいにくの空模様。

うちの2匹の猫たちも、のんびりモードです。

今日は、我が家の猫のお話をします。

家に来た順番で「ぐり」から。

 

東日本大震災後、不妊治療も止めることに気持ちが固まったタイミングで、

二人だけだった長い生活にピリオドを打ち、

家の中にモフモフとした温かい生き物の存在が欲しくなりました。

迷った結果、猫を飼うことに。

里親で探しはじめてみると、時期が悪かったらしく子猫が見当たりません。

そこでペットショップを覘いてみると。

離乳食から、カリカリフードに切り変わった育てやすそうな時期の子がいたんです。

とてもかわいくて、この子が売れ残っているのが不思議でたまりませんでした。

ブリティッシュ・ショートヘアの女の子で6か月。

まるまるとした三頭身。色はグレーでフワフワしています。

私たちは、かわいいと思いながらも迷いました。

命にかかわる責任感が先にきてしまい、踏ん切りがつかないまま帰宅しました。

帰宅してからも、あの子のことが頭から離れません。

ケージに入っている、ずんぐりむっくりちゃん。

2度目、お店の方に抱っこさせていただき、

心は大きく傾いていきます。

私は、怖くてまともに抱っこできなかったんですがね。

それでも、決断がつきません。

帰宅すれば、また気がかり。

 

3回目の来店は、

出会ってから3週間後だったと思います。

「今度こそ、まだ売れ残っていたら連れて帰ろう」

「でも、かわいいからもう居ないかも」という

運命任せの気持ちでお店に伺いました。

 

そしたら、まだいたんです。

コロコロとして。

この前会った時よりもケージが狭くて、かわいそうな感じ。

「この運命は避けられない」「この子は私たちの子だ」と解釈して、

ドーナツを入れる箱にいれられ帰宅。

家族の一員となりました。

加藤家の新メンバー。

名前は「ぐり」フランス語でグレーをグリっていうらしいです。

ところどころマダラで、

きれいなグレーではないのですが・・・

夫がつけてくれました。

 

ぐりが待っていると思うと帰宅が楽しみになってきました。

ぐりが来てから、私は変わったと思います。

猫とはいっても自分より小さな子の世話をするようになり、

いっぱしのお母さん気分。

家へ来たからにはやっぱり幸せになって欲しいなとも願うし。

何より二人の口から「可愛い~・おもしろい~」の言葉が。

オトナ二人の生活をしていると、あんまり言わないセリフでした。

職場でも猫好きの方と話も弾み、共感できることが増えました。

文豪家や芸術家などでも愛猫家が多いですが、

猫を飼ってその魅力がわかりました。

寝ている姿をみていると、こちらまでほんわかしてしまいます。

安心感そのものですね。

 

次回は、やんちゃな男の子ニコのお話しをします。

 

読んでいただき、ありがとうございます。

では、また。

ごきげんようお過ごしください。