本日、台風が接近していて仙台はあいにくの空模様。

うちの2匹の猫たちも、のんびりモードです。

今日は、我が家の猫のお話をします。

家に来た順番で「ぐり」から。

 

東日本大震災後、不妊治療も止めることに気持ちが固まったタイミングで、

二人だけだった長い生活にピリオドを打ち、

家の中にモフモフとした温かい生き物の存在が欲しくなりました。

迷った結果、猫を飼うことに。

里親で探しはじめてみると、時期が悪かったらしく子猫が見当たりません。

そこでペットショップを覘いてみると。

離乳食から、カリカリフードに切り変わった育てやすそうな時期の子がいたんです。

とてもかわいくて、この子が売れ残っているのが不思議でたまりませんでした。

ブリティッシュ・ショートヘアの女の子で6か月。

まるまるとした三頭身。色はグレーでフワフワしています。

私たちは、かわいいと思いながらも迷いました。

命にかかわる責任感が先にきてしまい、踏ん切りがつかないまま帰宅しました。

帰宅してからも、あの子のことが頭から離れません。

ケージに入っている、ずんぐりむっくりちゃん。

2度目、お店の方に抱っこさせていただき、

心は大きく傾いていきます。

私は、怖くてまともに抱っこできなかったんですがね。

それでも、決断がつきません。

帰宅すれば、また気がかり。

 

3回目の来店は、

出会ってから3週間後だったと思います。

「今度こそ、まだ売れ残っていたら連れて帰ろう」

「でも、かわいいからもう居ないかも」という

運命任せの気持ちでお店に伺いました。

 

そしたら、まだいたんです。

コロコロとして。

この前会った時よりもケージが狭くて、かわいそうな感じ。

「この運命は避けられない」「この子は私たちの子だ」と解釈して、

ドーナツを入れる箱にいれられ帰宅。

家族の一員となりました。

加藤家の新メンバー。

名前は「ぐり」フランス語でグレーをグリっていうらしいです。

ところどころマダラで、

きれいなグレーではないのですが・・・

夫がつけてくれました。

 

ぐりが待っていると思うと帰宅が楽しみになってきました。

ぐりが来てから、私は変わったと思います。

猫とはいっても自分より小さな子の世話をするようになり、

いっぱしのお母さん気分。

家へ来たからにはやっぱり幸せになって欲しいなとも願うし。

何より二人の口から「可愛い~・おもしろい~」の言葉が。

オトナ二人の生活をしていると、あんまり言わないセリフでした。

職場でも猫好きの方と話も弾み、共感できることが増えました。

文豪家や芸術家などでも愛猫家が多いですが、

猫を飼ってその魅力がわかりました。

寝ている姿をみていると、こちらまでほんわかしてしまいます。

安心感そのものですね。

 

次回は、やんちゃな男の子ニコのお話しをします。

 

読んでいただき、ありがとうございます。

では、また。

ごきげんようお過ごしください。