フィンランド教育といじめと心のしくみ

先日心理セラピスト養成講座で一緒に学んだお友達がFacebookでマイケル・ムーア監督のフィンランド教育に関する動画をシェアしていました。
いつも素敵なシェアをありがとうございます。

動画を拝見して、日本の教育と大分違っていて大変驚きました。
宿題を出さずに、遊ぶ時間を充実させていたり、授業時間が週20時間だって。
椅子に座って教科書で学んできた私の時代とは大違い。

接骨院に来る学生さんは重い教科書を背負って来ます。
学校以外でもほとんどの子が塾通い。
学校の先生とお話すると、重圧が高く大変そう。
フィンランドでは子どもたちも先生も楽しそうでした。
「学校は幸せをみつけるところ」だそうです。
日本の教育もこんな風になること望みますね。
ぜひ、ご覧ください。
https://youtu.be/qK20_-MDJYc


この動画をみてから、別のフィンランド教育を拝見したところ。
なんと、フィンランドでもいじめがあるらしい。
これには少し驚きました。
3年前の動画なので今は定かではありませんが、
子どもたちのやりたい気持ちを優先させのびのびと教育していても、
いじめはあるんですね。

https://youtu.be/iqG4fSLnUkQ


おさかな博士で有名な「さかなクン」のいじめの話も思い出しました。
https://www.asahi.com/articles/ASH8Z517SH8ZUEHF00D.html

さかなくんの話から予測すると生物の本能として、
いじめは生態系の中に組み込まれたものなのかもしれません。

フィンランドのいじめ対策はインターネットを使って、お互いの気持ちをシュミレーションして客観視することで当事者でなくても傍観者としてどうするかということを考えるようでした。
こちらの対策で4割もいじめが減ったそう。
こういう取り組みも素晴らしいですね。

心理セラピストとしてはもうひと押し。
外側の世界で起きていることを、自分の内側ではどう感じているのか気づくという習慣を身につけて欲しいです。感情を十分に感じてもらいケアの仕方があること。同時にそれは自分のフィルターを通して外側をみている投影であることを伝えたいですね。心のしくみに脳の働きも加えて世界の共通認識になったら嬉しいです。

子どものうちからこのような教育があったらいいですね。
心のしくみを学び、自分自身を大切にする。
相手のことも理解・尊重できる。
それが世界平和につながる一歩であることを信じています。

一人でも多くの方に心のしくみを知って欲しいです。
子どもを育てる大人にも学んで欲しいです。
欲を言えば、生きてる人全員に(笑)
それを伝えていく講座を今後検討しておりますので、
その時はぜひ一緒に学びましょう。

それから、「脳を休ませることは大切だ」とフィンランドの先生話してましたね。
大人も同じ。
積極的に休ませましょう。

第一回 心のイロハ

いつも一緒にいて、自分のものなのにつかめるようでつかめない。
わかるようで、わからないココロ。
学校では心のこと教わらなかったな~
私が学んで感じたこと書きます。


第一回目の記事、よかったら読んでください。

心のイロハ


心のことで学んだこと、
私の体験も含めてよかったことなど少しづつ紹介していくコーナです。

第一回目は「なぜ、ココロをみる必要があるのか?」の観点から。


㋑愛にできること編

あなたを満たせるのは深いところでは優しいパートナーでも、
かわいい子どもでも人やモノではないだろう。
もちろん愛する人と一緒にいる安らぎは大切。
でも、それは時には相手や自分の都合で変わってしまう。

そんな時は、ともにある自分の心がカギを握っている。
自分の内側をみるということ。

あなたは目の前で起きる出来事に振り回されていませんか?
それが、あなたの頭や心の中で起きていることの現れだとしたら。
外に向けた不満の声は、潜在意識ではあなた自身に対する思いだとしたら。
夫に対する思いも、子どもに対する思いも、親に対する思いも他の方との人間関係も、
お金のこと健康のことのほどんどが自分の中にある満たされないと感じている不足感の現れだとしたら。

それであなたは満足ですか?


この繰り返されるサイクルの中から抜け出すには?


私自身は最悪な体調不良をきっかけに、心の世界を学びました。


そこで学んだ究極のことは、
「愛」について。

「わたし自身を無条件に愛せているか?」という問いが待っていました。
ダメな自分、自分の嫌なところすべての自分を認め受け入れているかということです。
自分自身を愛せていないということは、他の人を愛したり許したりできないのです。
自分自身に出来ないことは他人にも出来ないのです。
この穴は他の人に埋めてもらうことは出来ないことに気づかされました。
ここで言う愛とは、慈愛に近い感覚です。


愛をベースに、体の仕組みがあるように心の仕組みを学びました。
セッションでは、何度もインナーチャイルドを癒したり、思考の解体、感情を癒していきました。
これ自体が自分に愛を向ける行為でした。

心をあなた自身で満たした時、
感情や思考に変化が起きます。
これを継続していくことで外の現象に振り回されることも減っていき、
思考や感情を選択できるあなたになっているでしょう。

あなた自身の望む世界が広がります。

愛は大きいです。



*追記
人は本当に苦しいときほど、自分以外の人にその悩みを話せないものです。
そんな経験が私にはあります。
世の中にはセラピーに関しても沢山方法がありますので、
苦しいときは一人で抱え込まずに他の人の力を借りてみて下さいね。



 

 

6歳までの思い込みが形成されやすい時期

今日は心理セラピスト・葵井美香子さんのステップアップRFT・オンライン勉強会でした。
RFTとは自己受容の心理セラピーのツールの一つ。
私も4月末に名古屋でプラクティショナーを習得して受容の大切さを改めてインストールしてきました。
ネガもポジもなく全てが必要だから起きているというスタンスの愛に溢れたセラピーです。

前半は「家庭環境・育った環境」のことをテーマに講義を受けました。
自分が成長する過程で6歳くらいまでの脳が催眠状態に近く何でも吸収しやすい状態。「○○は○○すべき」というような思い込みや信念・ビリーフがいとも簡単に身についてしまう時期。

ここで面白いと感じたのは、大きく4つの状態に分けられる脳波は、
生まれてから2歳になるまでは主にデルタ波(深い眠りについている時の脳波)
2~6歳にかけてはシータ波(瞑想状態や浅い睡眠時の脳波)が増えて
6歳くらいまではほとんどデルタ波とシータ波で作動するそうです。
6歳以前は客観的な視点が乏しく、主観として捉えるため親が良かれと思ってしたことでも、その意図を汲むことができず誤解してとらえていることがあるそう。

最近私の周りでも出産が多く、子どもたちの成長を目の当たりに拝見していますが
同じ人間の姿ですが子どもたちの脳の吸収は大人とは違うんですね。
影響大の時期。周りの大人の声掛けが優しいものであってほしいです。

後半・RFT実践練習は次回へ続く