こんにちは~

今日の午前はプロのセラピストさんからセッションを受けました。
まだ、テーマあるの?と言われそうですがまだあります。

今もセッション前は、心がざわつきます。
何が出てくるか、わからないし心の痛み感じたくないですからね。

それでも思い込みや感情の囚われから解放され、
未知なる自分と出会うためにもセラピーを続けます。
人のことより、自分のこころが大切な今日この頃です。

今日も受けてよかったと思える
あたたかなセッションでした。
記憶が薄れないうちに記載しておきます。


今日のテーマは
「知らない男性にセッションをするのが怖い」
お知りあいの方や知ってる方の紹介ならいいのですが
実際に、面識のない知らない男性にセッションするのに怖れがありました。

セラピストさんから
「知らない男性からセッションの申し込みがきたら?」
と問いかけられイメージすると身体に強い反応がでます。

そこを入り口にセッションが始まりました。

身体の反応する感覚が「男の人はかわいそう・
弱音も吐けない・耐えるしかない・泣いてはいけない
・みじめ」など男性性の中にありそうな弱さを感じる言葉がでてきます。


その思いや感覚を受容しながら進むと、
戦争に行っている男の人たちのイメージが現れます。

その男性たちは家族を残して戦争に行かなければならない辛さだったり、
戦地に行って命令に従わなければならなかったり、
環境の悪いところで、食事も満足にとることもできずに
「国を守るため、家族を守るため」に自分の感情は押し殺して
戦わなければならない辛さみたいなものが出てきます。

この前のブログに書きましたが、私の祖父は戦争に実際行っており
帰ってくることはできたものの父が6歳の時に亡くなっております。
遺影の写真も軍服姿です。

そのエネルギーが祖父から父を通じて私に受け継がれていた
ものかもしれません。

前々から戦争に関する映画やドラマを観るたび、
やりすごしてはいけないような、何かひっかかるものがありました。
ここ数年は悲しい気持ちになるのも嫌で、
戦争映画は極力観ないようにしてました。


もちろん反応の中には、日本人としての集合意識もあると思います。
戦争で多くの人が悲しみに包まれていますからね。

「男だから」という理由で、
強制的に戦争に行かなければならなかった男の人たち。

時代の流れに、逆らうこともできず耐え忍び我慢するしかなかった人たち。

この時代は、男性は強い存在で女性の手前
弱音を吐くことも泣くこともできなかったでしょう。

実際に私の父は、「男は人前で泣いてはいけない」というようなことを昔言ってました。
父の弱音を一度も聞いたことがありません。

おじいちゃんや周りの人たちに「男たるもの、こうあるべき」という
教育を受けたのでしょう。

今の時代とは大違いですね。

出てくる思いや感情を受容していくと、
深い悲しみに言葉も失い涙も溢れます。
気持ちが行ったり来たりするものの、徐々に体感も軽やかになり
戦争に行かれた方への感謝の気持ちも湧いてきます。

でも、最後まで「かわいそう」というやり場のない気持ちが残りました。

そこも丁寧にみていきます。

『この「かわいそう」の奥にあるエネルギーも感じてみてね』とセラピストさんのやさしい声が聞こえます。

「この奥?ってなんだろう」

そう思って感じてみると、イメージの奥に
やわらかな光を感じました。

「小さな光」

でも、それは暗闇の中の灯りであたたかい。
その光に気づくと「かわいそう」と感じているエネルギーをその光で包んであげたくなりました。
そうしてあげると段々とそのエネルギーは軽くなって身体の感覚もほどけてゆきました。

最後は「ありがとう」という言葉さえ消え失せて

宇宙?なのか
宙に浮かんで軽い、何にもない感覚にくつろぐことができました。

この感覚を十分味わってセッションは終わりました。

今回のセッションでは、私の中にあった父、祖父、
日本人にある男性性の集合的な意識を癒すことができたと思います。

私の中には男性は暴力的なところもあるし、弱い面もあると捉えていて
何を考えていて、何をされるかわからない。
相手がどんな人かわからないと信用できないという恐れがありました。
今回それがゆるんで、安心感が強くなりました。


最後のテスティングでは
「男性からのセッションの申し込みがあったら、
私にできる方ならさせていただく」
という思いに変化していました。

実際のところはどうなるかわかりませんが、
セラピーを終えてエネルギーフィールドが変わったことはわかりました。


この男性性については、本当に長いこと私のテーマでしたので
徐々に女性性と統合されつつあり大きな荷物を降ろしていくような
解放感があります。

自分自身の変化に、今後も楽しみです。

お付き合いくださったセラピストさん
ありがとうございます。

心より感謝申し上げます。