UNLEARNのブログにお越しいただきありがとうございます。
今日も心が動いたことや気づいたこと書いておきたいと思います。
6月に入ってから、うちの猫・ニコの左目が涙目になっていて4日の深夜には嘔吐を繰り返す症状がありました。
翌日も食欲がないにもかかわらずまた嘔吐。
両耳に触れるとアレルギーなのかつぶつぶボコボコしたものが出ています。
ほとんど動かないで寝てばかり。
動物のこの分かりやすい行動には感心させられます。
生命を維持するためだけに動いて、食べなくなるのです。
病院に連れていくと、片方が肺炎になっていて免疫が下がっているせいで
アレルギー反応がでているかもしれないという診断でした。
絵にかいたような太い注射を打たれて帰宅。
昨夜はニコは私の布団の上でしばらく寝てました。
徐々に動くようになってきましたし、食欲もありますがいつものやんちゃなニコではありません。
様子をみて病院へ行こうかと思います。
いつものことですが、猫一匹具合が悪くなっただけで家の空気も変わります。
死ぬわけではないと思いつつ、気になるものです。
先週、猫を3匹飼ってらっしゃる女性のお客様に
「猫を看取ったことありますか?」と聞かれました。
その方の2匹の猫ちゃんは持病があり獣医さんから
「いつ亡くなってもおかしくないので覚悟していてください」と
宣告されているらしいのです。
その方のお父さんが亡くなったときは平気だったのですが、
自分の猫が死んだら耐えられないとおっしゃっていました。
私も・・・想像できないです。
でもその方に「あまり立ち直れないようなときは、カウンセリングを受けてみてくださいね。私はそうしようかと思っているんです」と。
実際そう思っているのですが、今回またこんなことが起きて
「あ~やっぱり自分ごとになっていなかったな」と反省しています。
情けないものです。
本当にあの方の気持ちに寄り添って話してなかったんじゃないかと、
動物病院の帰り道、ニコを抱えてそう思いました。
ニコを診察してくれた獣医さんは60代後半くらいの男の先生です。
ニコのことを名前で声掛けしてくれる、優しい先生。
注射の時も「顔を触って安心させてください」とか、症状を図解してくれたりニコのしぐさも瞬時に観察して、飼い主にも食べ物はどうでしたか?など疑問をなげかけてきます。
心細くなっている飼い主を、いつも安心させてくれます。
そんなの当たり前って思うかもしれませんが、そうでもないのです。
こういう存在ってありがたいです。
困ったときに、安心感を与えてくれる先生に感謝の気持ちでいっぱいになります。
前回も思ったけれど、こんな風に優しくされると私も誰かのチカラになりたいなと強く思います。
そんな出来事でした。
ニコ、早く元気になってね。
読んでいただき、ありがとうございます。
- 『トラウマからの回復のプロセス』を学ぶ
- 世界の終わりは、世界の始まり