カラダと心を緩めるセラピスト
unlearnのHPにお越しいただきありがとうございます。
前回お話した、『ボブという名の猫』を介してちょっと思い出した話がありますので書きますね。
今年の2月に久しぶりにビックイシューを買いました。
ビックイシューは路上生活をされている方の、
売り上げの一部が収益になる雑誌です。
仙台でも、路上で販売されています。
その場に行くとバックナンバーも沢山並べられどれにしようか迷います。
その中で、ぱっと目を惹くのは映画にもなった『ボブという名の猫』
が表紙のものでした。
販売員のおじさんは「これが一番人気なんだよ」と教えてくれます。
しかもおまけがあるらしいのです。
何だろうと思ったら、アメリカ版ビックイシューのボブの表紙のカラーコピー。
笑顔でこれを付けるからねと。
コンビニでプリントしたら50円、安いところだと30円かな。
ビックイシューは価格350円のうち、180円が販売者の収入。
「おじさん、売り上げ減るやん」とジーンとしました。
そのおじさん、私を対応しているときもずっと笑顔。
普段、わたしにとって350円はコンビニで迷わずスイーツを買う値段。
おじさんに支払った350円はいつもと重みが違いました。
何か大切なものも、いただいたような気がします。
おじさんの優しさに感謝です。
先週、久しぶりに仙台市内に出かけたら
いつものビックイシュー販売の場所に
販売員の方の姿はありませんでした。
コロナで影響を受けているのかな。
気になるところです。
ビックイシューの中味は、興味深い内容が満載です。
機会があれば是非、手に取って購入してみてください。
しつこいですが、猫好き・そうでない方にも
映画『ボブという名の猫』
みんなに観てもらいたい心が温かくなる作品です。
この映画ではボブがすさんだ生活の主人公を立ち直らせる
きっかけを作ります。
2人はある時から一緒。
大切な存在になります。
ボブの気持ちは知りませんが・・・(笑)
私たちの中には、目には見えないけれどちゃんとボブのような存在があります。
わたしたちは、一人のようでいて一人ではありません。
セラピーでは、その存在と対話して自分自身の中にある愛を育んでいきます。
自分に優しい眼差しをおくれるようになります。
セラピストはその伴奏者。
ひとりで悩まれている方がいらっしゃったら、
ぜひセラピーを受けてみてくださいね。
第2弾も楽しみです。