今日は東日本大震災から10年目。

夜空を見上げると、空に向けて地上からサーチライトが送られていました。
その光が柱のように見えて、地上の人から亡くなった方への祈りの
メッセージのように感じました。
私も思わず手を合わせました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

人それぞれの色んな体験や思いがある3・11。
あの日夜は電気もつかず真っ暗闇。
夫は2時間かけて歩いて帰宅しました。

先程、夕飯を作る際
あの日何を食べたか思い出そうとしましたが
思い出せないものですね。

連日テレビをつけると震災がらみの放送です。
そこで目に留まるのが10年前の子どもたちの成長の姿です。
母親や兄弟をなくしながら、悲しみと向き合いつつ
真っすぐで純粋なエネルギーに心が熱くなります。

私の身近な人にも南三陸町でお店と自宅を流されたAさん、
原発で双葉町から避難し家族で埼玉に移り住んだJちゃん。

今も、元気に過ごしております。
そんな方たちから私もパワーをいただきます。
人って強い。

震災のあった沿岸部もたまにドライブに行きますが
変わりつつあります。

Aさんの住んでいた南三陸町もさんさん商店街とともに
あの有名な防災庁舎周りは、見晴らしの良い公園とともに
とてもきれいに整備されておりました。


「奇跡の一本松」で有名な陸前高田の「道の駅高田松原」に隣接されている
「東日本大震災津波伝承館」はおススメです。
当時のことがよくわかる展示施設となっており、釘づけになりました。

それから陸前高田から30分くらいにある釜石の「鵜の郷交流館」
沿岸部の津波の歴史から3・11の様子まで展示されている
見ごたえのある素晴らしい施設です。
下校時、ばらばらのところにいた釜石小の子どもたち全員が無事だったことは「釜石の奇跡」と言われたらしいのですが、
子どもたちは、奇跡じゃなくて学校で教わってきたことを実行してきたんだそうです。「津波てんでこ」などが教えの一つです。
そういったことが紹介されています。

東北へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。


それぞれの思いを胸に、また前に進んで行(生)きましょう。

こんな素敵な歌をユーチューで知りました。
ご紹介させていただきます。

RADWIMPS 「あいたい」