はい、投影講座のデモ話の続きです。
当日、緊張しました。
上手くやりたいんでしょうね。
「サワコの朝」で飯尾和樹さんが出ていて、
こんな風にナチュラルに生きれたらな~
と笑いながら拝見しておりました。
さて13時まで仕事を終え、ダッシュで帰宅、
今回はお昼を食べる間もなく参加しました。
私は2番手です。
最初のMさんは、ゆっくりとお話されてていつもながら
笑いあり、身近な例を取り上げて素晴らしいデモ内容です。
感心してしまいます。
自分の番がきて、緊張しながらも始まりました。
投影が起きる心のしくみを話した後、
自分の投影のストーリーと照らし合わせて話すことにしていたので
その順序で終わりに近づきました。
今回お話したストーリーは「子どもがいない」
(このお題、事実ではなく解釈)
にまつわる投影の話です。
私にとって約10年前の不妊治療についてです。
①出来事⇒事実⇒解釈に分けて
②解釈の中味のマイルールやビリーフそれに伴う、感情を話していきます。
結婚したら純粋に「子どもがほしい」という思いから
いつの間にか「子どもを産まなければならない」になっていた経緯。
その思いがあって苦しかったけど、その信じていた思い込みや
感情を癒すことで変化していった話をしました。
セラピーを知ってから少しづつ癒し始め4、5年くらい経ちます。
最後に
「子どもを授かることは神の領域であること」が腑に落ちました。
そう話そうとしたときに、ヤバイ 泣きそう。
と、言葉に詰まりました。
実際、そうなってしまいました。
恥ずかしい。
講師の准さんが「大丈夫?」とやさしく声を掛けてくれて。
なんとか一通り話し終えました。
デモの感想のとき、話を聞いてくれていた
仲間のセラピストお一人お一人が優しい言葉をかけてくれて
それがまた心に深くしみわたりました。泣
更に、何も言えなくなって。
とても、とてもありがたかったです。
どうして、私はあの時泣いたのか?
少し振替ってみました。
あの言葉まで来たときに、もう10年も前のことなんだけれど
「よくここまでやってきたね」という自分への労いの気持ちが
湧いてきていたようです。
一瞬にして、
体外受精をしなければ子どもは授からなくなった経緯や、
そして休んでは繰り返した体外受精。
痛くて、怖かった。
沢山の時間とお金を費やしました。
思い出しても、楽しいものではなかった。
新幹線で通ったあの日々。
結果を聞いて泣いた日。
夫がもういいよと言った日。
まだ、あきらめきれない私。
何をどうしたいのか混乱していたあの日々。
その、全部が走馬灯のように駆け抜けたのです。
たまに聞く、死ぬときの話のようです。
一瞬にして同時にそのことが、感覚の中でおこった気がしました。
そして、もう終わったよ。
その思い手放していいよと優しく背中を押されたような気がしました。
月日が大分流れているのに辛かったことは、
昨日のことのように思えているから不思議です。
でも、もうこの件のこと。
セラピスト仲間の前で話せて、次に進んでいいんだよと
承認してもらったような気がします。
これも私の解釈にすぎませんが。
ありがとう、過去の私。
この体験があるから、今ここにいる。
セラピスト仲間たちも、
色々な思いがあってここまできています。
温かい、エネルギーを下さったみなさんに感謝です。
その後のお二人のデモも素晴らしかったです。
その人らしさがちゃんと表現されるものですね。
勉強になります。
最後に、
投影は「無い」ものに囚われ、それに苦しんだりします。
「ある」ものを大切にしていく。
そんなこと改めて思いなおしました。
思いがけない、記念日になるデモの日でした。
この機会を下さった澤田 准さん。
ありがとうございます。
私のようなことで、悩みごとありましたら声をかけてください。
お話の内容は、どのようなことでも大丈夫です。
私も何年たっても少しずつ、自分育てしながらです。
震災で悲しい思いをされた方、ニュースで悲しみや苦しみを
抱えている方をみるとセラピーが届くといいなと思います。
自分の気持ちを知って整理がつく方法がありますので
お一人で抱え込まずに、ご活用下さい。
お待ちしております。