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今日は週末に観た映画『2人のローマ教皇』の感想を備忘録として
書かせていただきます。

映画の予告です。

実話に基づいたお話で、キャストは豪華で演技も素晴らしく
脚本・映像申し分ございません。



映画の解説は、映画comより転記させていただきます。

2012年に当時のローマ教皇だったベネディクト16世と、翌年に教皇の座を受け継ぐことになるホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿の間で行われた対話を描いたNetflixオリジナル映画。カトリック教会の方針に不満を抱くベルゴリオ枢機卿は、ベネディクト教皇に辞任を申し入れる。しかし、スキャンダルに直面して信頼を失っていたベネディクト教皇はそれを受け入れず、ベルゴリオをローマに呼び寄せる。考えのまったく異なる2人だったが、世界に10億人以上の信徒を擁するカトリック教会の未来のため、対話によって理解しあっていく。ベネディクト16世役にアンソニー・ホプキンス、ベルゴリオ役に「天才作家の妻 40年目の真実」のジョナサン・プライス。


映画COMさん、ありがとうございます。


この映画で面白いと感じた点は、
神に仕える教皇も、あくまで人間であり苦悩を抱えていること。
そのことがヒシヒシと伝わって共感をさそいます。


そして「赦し」について。
徐々にタイプの違う二人がお互いの胸の内を話していく、
対話のシーンは心理セッションと通じるものがあり
興味深いシーンのひとつでした。

神とつながっているとされる教皇でさえ
「神の声が聞こえなくなる不安と怖れ」
「言えずにいた罪を話すことで赦しを受ける様子」
に親しみがわきます。

人は自分が罪を犯したと感じ、
それを誰かに赦して欲しいものなんですね。

でも、それ自分でもできますのでご安心ください。


それから
告白部屋で神父様に村人が罪を告白するシーン。

映画の中ではベルゴリオ神父が、
相手の話をじっと聞かされ辛そうな表情でした。

じっと話を聞くのは相当辛いことです。
セラピストの視点がないと、私ならおかしくなりそうです。
告白する方は、話すことで赦しを乞うことができ
満足するのでしょうか。

経験したことがないから、わからないですね。


私的には告白している方には、セラピーを勧めたくなるし
神父さまには、セラピストの話を聞くコツをお伝えしたくなりました。

その方が、お互いの幸せにつながりそうです。


映画の中では若かりしベルゴリオが神父になるために、
結婚をあきらめるシーンがあります。
結婚を認められないことは、抑圧につながるな~と拝見しておりました。

映画『スポットライト 世紀のスクープ』でも
聖職者の幼児性的虐待が暴かれる作品があります。

この映画の中でも出てくる問題ですが、
この抑圧が「幼児の性的虐待」につながっていると思われます。
生物の本能を無視した、人間のルールは歪んだ形で
現れるのではないのでしょうか。


日本人である私にとって、カトリック教の世界を教えてくれる映画でした。

どこの国にも集合意識があり、そこでの価値観やルールの
中で人は生きていることもわかります。

でも、ベルゴリオ枢機卿のように神父らしくいるよりも
その役割を脱いで、その人らしく自然体で生きたとき
そこに多くの人がその魅力に集まることも教えてくれます。

この映画も時代とともに変化する、
宗教の新しい風を感じる内容でした。

このモデルとなった現、ローマ教皇は11月に日本に
来日されております。
現教皇が映画のモデルになっていること自体
とてもオープンになっていて驚きます。

好き勝手なことをセラピスト目線で書かせていただきましたが、
2人の演技に引き込まれるローマ教皇の素晴らしい映画です。

お時間があればぜひご覧ください。


最後にセラピストから。

思い込みは変えられます。
感情は癒せます。
枠にハマらずに、もっと役割を脱いで自由に生きれます。

私は心のことを学び「神様」に対する概念が変わりました。
機会があれば、そのことも一度お話しさせていただきますね。