昨日は、いつも私がお世話になっている
心理セラピストの澤田 准さんが高松市から来仙しました。
その時の様子をシェアさせてください。
実は今、企業様向けに「心のしくみ」「セルフケア」
「カウンセリング&セラピー」を広めていく活動を始めております。
私もこれらのことを知ったお蔭で、救われた一人です。
学びを深めるほど「セラピーが広まるといいな」という思いを抱くようになりました。
一人のチカラは小さいけれど、賛同してくださった仙台の企業様と
准さんが代表を務める社団法人のセラピストチームがチカラを合わせてこの事業を進めております。
今日はその企業様での講座でした。
当日は14名の社員の方にご参加いただきました。
事前に調査しておいた「心の健康度」を測るアンケート集計の結果から、
今回は「境界線」の講座をさせていただきました。
初めは会場が静まり返っておりましたが、
講座が始まり准さんがお話をしながら質問を
投げかけると徐々に雰囲気がよくなって場が和んでいきます。
笑い声も聞こえてきます。
私はOAD心理セラピスト養成講座で「境界線」について学びましたが、
IT業界ならではの質問がでてきたり、
「日本人ならではの『思いやり』は境界線越えなのか?」など
今まで当たり前に思ってきた価値観に対する質問もありました。
どの質問にも、准さんはとても分かりやすく回答します。
皆さん、理解度がとても高くて反応の良いフィードバックを下さいます。
講座の中で境界線の3つのタイプを知り、
主な自分のタイプを知り、納得しあって話が弾みます。
時間が経つのはあっという間で、休憩時間もそこそこに
後半はグループワークをしました。
ある方は家族のお話をされたり、
お仕事での悩みを話してくれたり自分の日常に当てはめて、
今まで気づいていなかった境界線を確認していました。
自分のことって一番わからないですよね。
皆さんが話されることで、
お互いへの理解度が深まる感じがしました。
准さんは「自分の気持ちを大切に」をキーワードに、
最後までお話されました。
社員の皆さん、それぞれのキャラクターが垣間見え楽しい学びの時間になりました。
質問の中でも、私たちは自分のやってること、
相手のやっていることが「正しいのか」「正しくないのか」の
二元論で物事を判断しがちですがこの判断基準を脇において、
「一人一人考えが違っていいことを認め合う」
「その上で、お互いのことを理解しあい尊重できる関係であること」というお話もされました。
これ、なかなか抜けない思考ですよね。
心の学びの第一歩から、参加者のみなさんの中に色々な疑問が湧いており
この火種を次につなげていきたいなと感じました。
准さんも次に伝えたいことが既にあるようでした。
会社での人間関係は、家族の次に長く一緒に過ごす人たち。
社会的な家族ともいえる関係性ではないでしょうか。
少しづつお互いのことを理解しあい、
いい雰囲気で過ごせると幸せの時間につながります。
本日、ご協力いただきました企業の皆様今後ともよろしくお願いいたします。
准さん、遠いところお疲れ様でした。
セラピーが当たり前の世界になることを願います。