昨日は、仙台市天文台へ出掛けてきました。

天文台へ行くと、膨大な宇宙の情報に圧倒されてちっぽけな自分を感じさせられます。地球に住みながらも、宇宙のことに興味がなかった私ですが最近は知れば知るほど魅了される世界でたまりません。

「天の川銀河、太陽系、地球人の加藤直美です」とついつい調子づいて名乗りたくなります。

プラネタリウムでは震災特別番組として「星よりも、遠くへ」が上映されており、
3.11の夜、大停電の被災地を満点の星が空を照らしていたあの夜の出来事を被災した方々それぞれの思いが紹介されており、心打つものがありました。

冒頭で宮沢賢治さんの言葉が紹介されておりました。
『正しく強く生きるとは、銀河系を自らの中に意識してこれに応じていくことである』

みえない宇宙の大いなるチカラを、個である人間の意識の中にもおいて生きていこうよと言っているように私は捉えました。
自分を見つめること、自分の視点の中に我欲に溺れない全体の視点も持ち合わせること。
宇宙と繋がっていると思うと、なされることが成されていて安心して生きていいんだという感覚に包まれます。