こんにちは。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

風は冷たいですが、夜は羽毛布団がもうあつく感じます。
そんなところにも春を感じます。


皆さんは、「中村天風」さんをご存じですか?
有名な先生なので、ご存じない方は調べてみてくださいね。

その中村天風先生がおっしゃった言葉の中に、
「喜ぶ前に感謝しなさい」という言葉を目にしたことがあります。

今日はそのことにちなんで、書いておきます。



最近の私はまた、魂ブームがやってきており
魂の視点からの気づきに夢中です。 (笑)
感じることは人の醍醐味らしいのです。

その視点では、感覚や感情を感じることは魂の喜び。
怒り悲しみなどのネガティブな感情も喜びの中の一つ。

あらゆる感情はそれがあるからこそ、別の感情を引き立てられるのですね。
辛い思いをした後ほど、嬉しいを強く感じられるように。

魂の視点では感じることにネガティブもポジティブも分け隔てないのです。
分けているのは人間。
「ナルホド・イワレテミレバソウカモシレナイ」


その時、なぜか私は中村天風先生のこの言葉がでてきて
「喜ぶ前に感謝しなさい」っておっしゃってたみたいだけど
なんでだろう?



「感謝」の漢字をみたときに「感」の方は「感じる」ことだから
ひっかかりがないのですが、
「謝」の方に疑問を感じました。

「謝」は「ありがたい、お礼の気持ち」としての意味にも使うし
「あやまる」ことにも使います。
どちらも気持ちを表現するときに使います。

それで漢字の成り立ちを知りたいと思い
検索してみたところ、面白い記事をnoteに
書いている方がおりました。

リングを貼らせていただきます。
ぜひ、読んでみてください。

李東潤さんのnoteの記事です。
『「神さまの心が動く」ことが、「感」の原義』というのを
初めて知りました。
「感謝」という言葉に深みがまします。

漢字ってすごいですね。

白川静先生の本も読んでみたくなります。

李さん、素晴らしい気づきをありがとうございます。


話を中村天風先生に戻して、
「喜び」よりも「感謝」の方が先ということの理由には
『(あなたが)この感情や感覚を味わうことは、
ありがたいことなんだよ』ということなのかなと解釈いたしました。

私の解釈なので、中村先生の意味合いと違っておりましたら
どうぞお許しください。


「感じる」を味わうこと、
そして自分に正直でいることを大切にしたいなと思います。