この度の台風19号の被害は大丈夫でしたか?
お蔭さまで、私のところは大丈夫でした。
気にかけて下さった皆様、ありがとうございます。


私の住む所から少し離れたところでは、浸水、冠水しているお店や道路。

宮城県丸森町は自然豊かで、たまに遊びに行くところなので被害状況に驚いております。
被害にあった皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

実家ではまだ断水が続いており不便な生活をしているようですが、
水が出る家に洗濯機を借りに行ったり皆で協力しているようです。
震災を思い出す出来事です。

蛇口を捻れば水がでる。
お風呂に入れる。
お店では買いたいものが買える。
当たり前の暮らしが、当たり前でないことに気づかされます。
自然のチカラは人間の想像を超えることに、驚かされます。
そこには、美しさも厳しさも、怖さも、優しさも全てがあるのでしょう。

普段、「こころのこと」と言ってても命に関わる出来事がおこると、
当然そちらが最優先されます。
危機的状況のときは「こころ」の余裕などなくなって当たり前です。
命を守ることを第一に、守られた命は普段の生活に戻ることを望みます。
緊張が続いて、ほっと一息ついた後から湧いてくる思いや感情があると思いますのでその時は我慢することなく自分の気持ちに寄り添って自身をねぎらってあげてください。


私達は、普段の当たり前の生活があって衣食住が足りていることが前提で、
悩んいる方が多いのかもしれません。
人それぞれ悩みは違いますが、別の視点からみたとき悩めることは実は贅沢で余裕のあることなのかもしれませんね。
でも、だからといって悩みは我慢するものではありません。
自分の中で何かがあるから引っかかるわけです。

心に余裕のある時に「心について」
学ぶことをオススメします。

例えばギックリ腰になったときは、痛みを緩和したり
スムーズに歩けるようにするなどそちらを優先します。
緊急のお手当ですね。
でも、私的にはそれからが大切になってきます。
そこから本当の未病を防ぐケアが必要になります。
自分の中にある元々のパワーを使って、生活していくのです。
今までの自分の身体の使い方の癖を知ったり、
身体の使い方を学ぶことでギックリ腰とは無縁になるでしょう。

心の場合も似たようなことが言えるのではないでしょうか。
ただ、腰痛と違い再発しないとはなりませんが。
心の場合、悩まなくなったり感情が無くなるわけではありません。

自分の思考の癖に気づいたり、
心の声をきくことで自分への理解が深まるので自然と引きずらなくなったり、
相手とも境界線が引けるようになります。

出来事や感情に支配されることが、段々と減っていくでしょう。

私もまだその途中なので、偉そうなことは言えませんが
身体に成長があるように心にも成長のステップがあるんですね。

私は苦しい時、出来事に振り回されている感じが嫌でした。
お坊さんのようにいつも平然とした強い心が欲しいと思っておりました。
でも、お坊さんにならなくともそれは可能です(笑)
お坊さんだからといって平然としてなくていいですしね。
自由でいいです。
私がお坊さんに憧れていたのは、周りに振り回されないイメージのところ。

心のことを学んでも、私の心の中は嵐も起こるし穏やかな波の日もあります。
一日のうちにも色々な変化があります。
それでよかったんですね。
それが自然の姿。それを知っただけでも自分攻めしなくなり楽になりました。
自分の中に現れることを受け入れ、
その出来事に対応できる心の術があるんですね。
だから、弱い心も強い心もどちらもあって好いんです。

このことは、セッション受けたり学んで実感しないと伝えにくいものです。

そういったこと、興味ある方と一緒に学んでいけたらと思案中です。